自分達流のキャンプ Going my way…

2016年5月3日～5月5日

（前回の奥日立きららの里でのキャンプ以来、デジタル一眼レフカメラの調子が悪くなってしまったため、今回はコンパクトデジカメとiPhoneカメラで写真をとりました。デジイチの写真の方が良い写真が撮れますね。）

ゴールデンンウィークキャンプを始めて５年目になりました。
我が家のキャンプ歴も５年目に突入です。

１年目：那須（那須たかはらオートキャンプ場）
２年目：鹿沢高原（休暇村鹿沢高原 鹿沢高原オートキャンプ場）
３年目：那須（ファミリーパーク那須高原）
４年目：鹿沢高原（休暇村鹿沢高原 鹿沢高原オートキャンプ場）

那須と鹿沢高原を交互に繰り返してきましたが、今回は別の場所を探しました。
条件として、AC電源付き、安価、ペット可、観光地から適度に離れていることろ、高原でした。

福島方面も探したのですが、ペット可という条件のキャンプ場がなかなか見つかりませんでした。

その中で見つけたのが、日光霧降高原にある大笹牧場オートキャンプ場でした。

ネットでもあまり情報の出てこないマイナーなキャンプ場ですが、ブログなどを見るとほとんどの方が良い印象を持っているようで、これは穴場なキャンプ場を見つけたなと思いました。

5月3日(火)
7時起床
荷物を詰め込み詰め込み、9時に自宅を出発しました。
相変わらずのんびりです。

常磐道下りはいきなり谷和原ICからつくばJCTまで事故渋滞だったので、つくば中央ICまで下道を使いました。
つくば中央ICから圏央道、常磐道と進み、北関東道分岐の辺りから石岡小美玉スマートICまで渋滞していたので、石岡小美玉スマートICで降りて、渋滞を避けて北関東道の友部ICで再び高速に乗りました。
その後、宇都宮上三川ICで降り、一般道を通って宇都宮まで行き、そこから日光宇都宮道路に乗りました。
日光ICで降りて買い物を済ませ、霧降高原方面に行きたかったのですが、日光市街はいろは坂方面へ行く車で大渋滞で、びっちり全く動かない状態になっていました。
霧降高原方面は空いているのに、僅かな距離ですがいろは坂方面に進まなければならないためこのびっちり渋滞にはまってしまいました。

自宅を出発してから４時間、13時に大笹牧場キャンプ場に到着しました。
GW中にしてはのんびり出発したにもかかわらず、それほど時間がかからずに着きました。

丁度お昼時だったため、大笹牧場のレストハウスや売店は大混雑していました。
キャンプ場の受け付けは、売店のレジで行ってくれるようで、係りの方がレジ業務で手が空かず、しばらく待っていました。
無事チェックインした後は、設営を行いましたが、14時からのアイスクリーム作りに子供たちが参加するため、私一人でのんびりと設営を行いました。
この日は酷い強風で、ひとりで設営するのは難しかったため、ある程度テントを立ち上げたらあとはママさんが帰ってくるのをまっていました。

15時頃、皆が戻ってきたので、カップラーメンで遅お昼を食べ、設営の続きをしました。
ただ、お湯を入れて待っている間に、強風でかやくとスープが飛んで行ってしまい、息子が拾ってくれたのですが、醤油ラーメンと味噌ラーメンと担担麺と酸辣湯麺のスープがシャッフルされてしまい、変な味のラーメンたちが出来上がってしまいました(笑)

１日目は、キャンピングカー１グループ２台、グルキャン２家族、そのほかは我が家も含めて４サイトの合計８サイト６グループでした。









16時頃、ようやく落ち着くことができた時に、お隣のサイトに父娘キャンパーが来ました。
大学教授風の風貌のお父さんと、明るくて人懐こくてぶっ飛んだ性格の女の子のコンビは、来た早々コントを繰り広げていました。

女の子はすぐにうちの子供たちと仲良くなり、お手伝いなんて何？状態で遊びだしてしまい、お父さんは強風と戦っているし、天気が悪くて辺りは段々薄暗くなってきていたので、同じアメドを使用していたので、テントの設営のお手伝いをしました。

ひとまずテントは立ち上がったので、我が家はわんぱく広場のアスレチックに向かおうと思ったら、みーたんという小学２年生のその女の子も「行くー」と言ってついてきてしまいました。
「（お父さんのお手伝いは・・・？(^^;;）」
強風と戦いながらタープを張っているお父さんの許可が下りたため、みーたんを連れてわんぱく広場、こやぎの丘へ向かいました。





















アスレチックで遊んだり、ヒツジにエサをあげたりと、小一時間ほど遊んでからサイトに戻ると、みーたんちのサイトもほぼ出来上がっていました。

戻ってきてからは子供達はみーたんちのテントに入って、折り紙をして遊んでいました。







夕食はカレーの準備をしましたが、強風のためコンロの火がすぐに消えてしまい苦労しました。
夕食はそれぞれのサイトで食べ、夕食が終わった後もそれぞれのテントを行き来し、子供たちは仲良く遊んでいました。
お隣のグルキャンは、強風対策にタープをしまったようです。





22時（皆は）就寝。

私はしばらくぶらぶら散歩していましたが、強風に交じってとうとう雨が降ってきてしまいました。

風雨対策のため、ほとんどの荷物をアメドの前室に移動しましたが、テーブルとチェアだけはタープ下に残しました。
テーブルは足をたたみローテーブル化し、チェアをその下に収納しました。

23時頃私もシュラフに入りましたが、そのころには風雨が激しくなり、風に強いアメドですら吹っ飛ばされそうなほど風にあおられて変形していました。
お隣のグルキャンは、アメドとコールマンのドーム型テントのグループだったのですが、コールマンのドーム型テントは本当に飛んでいきそうでした。
以前使用していた、L.L.Beanの雨漏りドームテントと、風に弱いワンタッチタープだったら、大変なことになっていたと思います。

夜中、タープが心配で一度確認しに行きましたが、大丈夫そうでした。

5月4日(水)
7時起床・・・しましたが、相変わらずの暴風雨のため出るのをためらい、シュラフの中でごろごろいもむしをしていました。

8時頃、少し雨が収まってきたので、意を決して外に出てみると、横殴りの雨だったためタープ下の荷物は全滅でした。
場内を散歩しましたが、天候が悪いため、レストハウスの客もまばらでした。
散歩から帰ってきた9時頃、ようやく皆が起きだしました。



予報では、11時頃まで雨が降り、その後は天気が回復することになっていたため、ゆっくりを朝食をとり天候の回復を待ちました。







この日は、キスゲ平園地にハイキングに行く予定なのですが、電話して聞いてみたところ、雨は降っていないものの霧が凄いとのことでした。
大笹牧場も11時頃にはようやく雨が収まりつつあり、つづいて濃霧に包まれました。











午後になれば晴れるようだったので、最初に日光市街に降りて買い物をしてから、キスゲ平園地に行くことにしました。

12時、出発しようとしたら「みーたんもハイキングにいく！」（おいおいお父さんを置いていっちゃダメだろ(笑)）と言っていましたが、みーたんちはレストランのイベントに参加する予定だったので、別々に行動しました。

日光市街のウエルシアで買い物をし、13時半、キスゲ平園地に着いた頃には、良い天気になっていました。（狙い通り！）





キスゲ平園地には、天空回廊という1445段の階段があり、ところどころ脇道の散策路があります。






カタクリの花がたくさん咲いていました。











未舗装路と比べると、整備された階段は楽でしたが、娘には難関で、娘をおやつで釣りおだてながら自分の足で登頂させました。









まだまだ階段は続きます。





ようやく頂上です。



天空回廊の頂上は、小丸山の頂上付近まできていますが、天気が回復し良い景色が広がっていました。



















この先も、日光連山に続くトレッキングコースがありますが、我が家はここで引き返します。





展望台からは、大笹牧場が見えました。
中央左寄りにカーブした道が見えますが、その先の丘の上です。


光学式5倍ズームで寄ってみます。


さらに、画像を拡大してみると、なんと我が家のテントが見えました！（肉眼では分かりませんでした）



しばらく景色を堪能したら、また階段を下りていきます。









15時半
天空回廊から降りてきて、レストラン日光霧降珈琲でとちぎ霧降高原牛カレーとそばを食べようとしたところ、食事のラストオーダー午後3時30分を丁度すぎてしまっていたようで、食券機が販売中止となってしまっていました。
厨房のおばちゃんに食事はできないか訪ねてみたところ、食券機をいじることができないものの、同額の飲み物の食券を購入して食事を用意してくれました。
ありがとう、日光霧降珈琲のおばちゃん達！！

美味しいとちぎ霧降高原牛カレーと鴨南蛮そばをいただき、温泉保養センター今市温泉かたくりの湯へ向かいました。

温泉へ向かう途中、野生のサル軍団が歩道を歩いていました。
お腹に赤ちゃんを抱っこしたサルも居ました。

16時55分、かたくりの湯に到着しましたが、なんと17時からは小学生が無料になるとのこと。
これは5分間時間をつぶさないと、と思っていたら、受付のおばちゃんが、「もういいですよ」と言ってくれました。
ここでも、おばちゃんに感謝！！

大人（日光市外）：510円
小学生：250円のところ無料

温泉代が安くて助かります。

２階が大浴場となっていたので向かうと、大浴場横の扉の先に露天風呂と書いてあります。
でも、みんな服を着て露天風呂に向かっています。
？？？
丁度出てきたおばちゃんにどうなっているのか聞いてみると「大浴場から露天風呂に移動するには、一度服を着て移動しなければならない」と。
面白い（というか、不便な）作りです。

まずは、露天風呂に向かいました。
一応洗い場が２つついていて、ボディーソープは備えてありますが、シャンプーはありませんでした。
露天風呂はこじんまりとしていましたが、人が少なかったので窮屈さは感じませんでした。

続いて、服に着替えて大浴場（内風呂）へ向かいました。
みなさん、露天風呂ではなく、こちらに集まっているようでした。

内風呂は、プールのように大きな浴槽とサウナ＋水風呂でした。
こちらもやはり、シャンプーはなくボディーソープだけでした。
あと、もんもんを背負った方々が居ました。

18時40分
のんびりしすぎたので、急いでキャンプ場へ戻ります。

辺りが暗くなった霧降高原道路は、車の通りがほとんどありませんでした。
温泉からキャンプ場へ戻る間、霧降高原道路では
シカ３回（４頭）
イタチ１回（１匹）
キツネ１回（１匹）
判別不能生物１回（１匹）
と遭遇しました。
サファリパーク状態でした(笑)

19時半、ようやくキャンプ場に戻ってきました。

夕食はラーメンにしました。
夕食を食べ終わったころには20時半になってしまいましたが、子供たちは相変わらずみーたんと一緒に遊んでいました。
この日は雨も風もなく、天気が良くて満点の星空が広がっていました。







皆は22時頃に就寝しましたが、私はひとり23時頃まで散歩していました。





23時就寝

5月5日(木)
キャンプ最終日です。
朝から晴天で、暖かい気候でした。









7時起床。

パンとコーヒーで朝食をとり、少しずつ撤収準備を始めました。

8時半頃、こどもたちがわんんぱく広場に行きたいというので連れて行きました。
隠れ鬼をしたり、ヒツジにエサをあげたり、レジャーゲレンデでそりをしたり、こども自動車で遊びました。
そんなことをしていたら、微妙にチェックアウトの11時を回ってしまいました(^^;

我が家は大笹牧場のレストランででジンギスカン食べて帰る計画でしたが、みーたん父娘も一緒にジンギスカンで昼食をとることにしました。
ジンギスカンの後は、デザートにブラウンスイス牛のソフトクリームをみんなで食べました。

13時半。
ここで、みーたん父娘とはお別れです。
みーたんはお別れするのが寂しくなってしまいましたが、お別れのプレゼントに、息子にシボレーカマロのプルバックカーを、娘にはイルカのぬいぐるみをプレゼントしてくれました。




一期一会、好きな言葉です。
宇都宮に住んでいるみーたん父娘とは、もう合うことはないのだろうなと思うと、その時その時の出会いを大切にしたいと思いました。
みーたん、みーたんのお父さん、３日間ありがとうございました。
良い思い出ができました。

14時半。
帰りは、温泉保養センター日光和の代温泉やしおの湯に寄って帰りました。

この日はこどもの日ということで、またしても小学生は全日無料となっていました。
大人（日光市外）：510円
小学生：250円のところ無料
さらに、子供達にはヤクルト１本と、手作りの帽子の小物の飾りがついてきました。

こちらの温泉は、リンスインシャンプーも備え付けられていて、露天風呂も内風呂に併設されていました。
露天風呂には庭が付いていて、楓が植えてあり、落ち着いていて良い雰囲気の温泉でした。

16時。
温泉を後にし、帰路に着きました。
東北道も常磐道も事故渋滞が発生していたため、北関東道の真岡で降り、294号線をひたすら南下し、18時半には自宅に到着しました。


大笹牧場のキャンプ場は、予想通りの超穴場なキャンプ場でした。
AC電源付き、4500円。
ペット可。
風呂はないものの、無料の温水シャワーが利用できます。


この施設のメインは牧場レストランのため、キャンプ用品やレンタル品はないので、準備はしっかりしてこないといけません。




また、牧場レストランでは牛乳やパン、食事はできるものの、その他の買い物は30分ほど山を下りた日光市街に行かないといけないので、高速を降りたら買い物を済ませてからくる必要があります。
牧場内には、動物たちにエサのあげられるふれあい広場、わんぱく広場のアスレチック、レジャーゲレンデ、こども自動車、乗馬などがあります。












また、食の体験で、アイスクリーム作り、バター作り、ワッフル作り、生キャラメルソース作りなどができます。


場内の管理は行き届いていて、管理人も一日に何度か来てくれているようで、炊事場、ごみ捨て場は常にきれいに保たれていました。


基本的にはごみは持ち帰りですが、分別をすればごみ捨て場に捨てることもできます。
無料シャワーもきれいで、熱々の温水がたっぷり出て使いやすそうでした（寒かったので使用しませんでしたが、食器洗いの油落しに際にボールに汲んで利用しました）
そして、なんといってもGWまっただ中にも関わらず、１日目６グループ、２日目３グループと、がらっがらな状況で、とてものんびりとしたキャンプが楽しめたところが良かったです。
高原で景色はよく、晴れていれば満点の星空も広がります。




トイレは、キャンプ場から一段上がった第１駐車場に２か所あります。
レストハウス横のトイレの方が大きく、洋式トイレもありました。








駐車場わきにももう一つトイレがあります。




キャンプ場からはどちらも同じくらいの距離にありますが、どちらもきれいに掃除されていました。

第２駐車場に近いサイトは、昼間は多少うるさいですが、No8、No10、No12辺りの一番奥のサイトは喧騒からは離れていて静かに過ごせました。
サイトは、元々狭いサイトがたくさん並んでいるレイアウトでしたが、今は２つのサイトをつなげて１サイトとしてありました。
なので、１サイトに駐車場が２台分あります(笑)






サイトによっては、テントとタープを離れて張ることになってしまうため、レイアウトの工夫が必要ですが、今回泊まったNo10はくっついていたため広々と使えました。




ここのキャンプ場、お勧めです。

次のキャンプは夏休みかな。
おしまい。